日誌

2022-11-02 17:55:00

出展作品紹介 緑灰釉高台皿 大

井上茂さんの個展前。
準備追い込み中なのでこれが今日、最後の作品紹介です。

DSCF3900.jpg

一点ものです。
井上さんの使う粗い土だからこそ生まれる造形。
揺らぎといびつさが生む、素朴で力強い存在感、生命力。
とても印象的です。

DSCF3903.jpg
DSCF3896.jpg

足のついた器は、そもそもは祭器。
高さがあるのは、捧げるような意味合いもあるのです。

高台皿に盛り付けると、ちょっと特別な、なんだかありがたいような気持になるのは自然なこと。
だからそのまま「感謝」の気持ちを込めたい時、「おめでとう」とお祝いしたい時なんかにどんどん使ってほしい器。
特になんでもない日でも「今日一日ありがとう」とごはんを食べるのに使うのでもいいってことです。

季節柄、来るべくお正月にもよくて、鏡餅やお飾りのしつらえや、草花の花台としても使えたりします。

DSCF3898.JPG
DSCF3899.jpg

普段の日も特別な日も、その日その季節を楽しんで暮らしたり食事したいなあという人の手に渡っていってくれたらいいのかもしれません。



こころの風景|井上茂 個展
2022/11/3(木・祝)-13(日)
12:00-18:00

▽初日14:00までは事前予約制/14:00以降の時間はフリータイムとなりますのでご予約は不要です
▽予約枠は現在満席です

会期中休 4(金)、8(火)、9(水)
最終日11/13(日)のみ16:30終了

- クレジットカードのご利用が可能です