日誌
2022-12-15 22:45:00
小野陽介出展作品紹介 白釉片口平小鉢
口がついていると「欠けてしまうかも」と思われそうですが、それと同じくらい口があることでうつわ全体のフォルムの大事なワンポイント、アクセントになっています。
片口に惹かれてしまう人、私もその一人です。
和食ならばおいしいおだしをかけるような料理がありますが、最後に残ったおだしをごはんに掛け回すこともできたりします。
浅めではありますがドレッシング、ソースをかけるような汁気のあるお料理にも使えます。
シンプルなうつわを好む場合、食卓が絵的に少し単調になってしまう時もあると思うのですが、そういう時、こんな片口という形のうつわは、色を添えてくれるような存在で自分的にはありがたいうつわだなと感じます。
片口型の平小鉢は伝統的な和食器の形でもありますが、小野さんのモダンでニュートラルな色合いや釉調、質感の個性が相まって、新鮮な存在感のうつわに仕上がっています。
丸くてちょこんと口のついた形はまあるい葉っぱや花びらの一片のようでもあり美しい趣です。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み