日誌

2022-12-19 19:51:00

小野陽介陶展3日目終了、出展作品紹介/白釉ポットやカップ類

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《小野陽介陶展開催中 12/17(土)‐25(日)》


本日3日目もありがとうございました。
お久しぶりのこの方・あの方も訪ねてきてくださり、話に花咲く年の瀬感漂った一日。
小野さんの作品についてもあれこれ語りたくなるけど、語りすぎるのもしたくないし、でも結局あれこれ喋って説明してしまってうるさくなかったかちょっと反省。
これで会期前半が終了。
明日と明後日は休廊。
12/22(木)から会期後半スタートします。

ぐんと一気に寒くなり、ポットや飲み物のカップを思い浮かべて、運んで来てくださる方もまた少し増えてきた感じです。
白釉のポットについて昨日も少し触れましたが、早速内部の釉調の写真を撮りました。

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きれいに施釉されていて流れる様子もきれいですし、釉だまりまであって、ふだんは見えないのが惜しいくらい。
外見をじっくり見比べる方はたくさんいますが、内側の釉調まで見てどれがいいかを決める方(茶こしを見る方はいる)はあんまりいません。
人間と同じでポットだって、見えない内側も良かったら、自分ならもっともっと愛着湧いてしまいます。
そして人間と違って、蓋を開けてみれば、誰でも簡単に内側がどうなっているか見ることができますしね。

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今回のポットたちは、以前にも増して胴部が大きくまんまるに近いくらいに作られています。

持ち手も丸い輪っか状で、まるで丸の集合体。

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このポットといい、花器といい、なんともフォトジェニックな作品に深化していっています。
オブジェ化がますます進んでいるような気もしますが、同時に水切れはとても優秀。
蓋の嵌め込み部分は深く嵌る造りで、斜めに傾けても簡単には外れない蓋になっていて、実用性も高いところが見逃せません。
容量は八分目程度で、およそ550~600ml程度でした。

古くから実用陶器の産地として知られる益子で作陶されていただけあって、このサイズ感のポットにしては価格帯が(8,000円+税)とってもとってもリーズナブルで良心的。
小野さんの作られるアイテムの中でも一、二を争うくらいの高い満足度があります。
今回は飲み物のカップ類も充実。
マグカップを除いてもこれだけあります。

細長いのが筒杯。
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蕎麦猪口、隣は丸くみ出し。
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ぽってりしていてちょっと大きめなのが丸カップです。
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どれをどう組み合わせるのかを考えるのもお茶の支度の楽しみですね。


小野陽介 陶展 Polaris

2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します

‐初日11:00-13:00までは予約制にて受付
‐初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み