日誌
2023-08-09 16:55:00
お客様の顔がよく見える
陶芸留学したボーンホルム島で焼いた焼締の花器に、庭で摘んだ金糸梅と双子の露草を近藤康弘さんはさっと生けた。
古道具や骨董が好きでそういうものを自分なりに咀嚼して作ることが最近では多いのだそう。
一方で百職はお客様の顔がよく見える店だという。
だから今度の個展では、使ってて楽しくなってもらえるような、使う側に立ったやきものも、もっといろいろ作りたいという。
それはある意味、長く付き合いが続いている近藤さんだからこそで、近藤さんのファンの方々がいてくださって長年愛用してくださっている方が多いから。
自分も楽しめて、使い手にも楽しめるものを作りたいという気持ちが起こるのは、近藤さんの場合は損得勘定ではなく、純粋に信頼や感謝や愛情があるからこそだと思う。
お店冥利に尽きる。
新しい環境に移って届けてくれるものに、わくわくする。
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8月展 近藤康弘 陶展 Nouvelle page
2023/8/26(土)-9/3(日)
12:00-18:00
会期中休 29(火)、30(水)
最終日のみ16:30終了
- 本展は予約制ではありません
-ただしお客様多数の場合は密にならないよう外でお待ち頂く場合もあります