日誌
2023-08-16 17:10:00
異国風の耳付き鉢に西瓜
近藤康弘さんの個展まであと10日。
食べると夏を実感する西瓜。
今年最初で最後かも。
近藤康弘さんの、どこか異国風の耳付きの鉢にどうしても西瓜を持ってみたくて実行する。
こんな形をいったいどういう経緯で近藤さんは想起したのだろう。
留学したデンマークの古陶磁にもこういった形のうつわはあるはずだし、近藤さんが足繁く通う益子の「濱田庄司記念益子参考館」にもハマショー氏が旅先で買い集めた世界各地の陶磁(アジア、ヨーロッパ、南米のものなど多彩に収蔵されている)があるので、そういったものを眺める中で、自分の制作の養分にしたのかもしれない。
フルーツの盛り鉢によさそうな形。
或いはスープやサラダ、煮物などをたっぷりよそって食卓に置いて、それぞれが好きなだけ取り分けるのにも良さそう。
考えれば用途はいくらでも浮かぶ。
でもこういううつわは何か便利な用途があるために使うというよりは、この堂々とした個性的な姿と趣に愛着を覚えてあれこれ想像力を働かせながらクリエイティブに使うのが、自然でいいなと思う。
8月展 近藤康弘 陶展 Nouvelle page
2023/8/26(土)-9/3(日)
12:00-18:00
会期中休 29(火)、30(水)
最終日のみ16:30終了
- 本展は予約制ではありません
-ただしお客様多数の場合は密にならないよう 外でお待ち頂く場合もあります