日誌

2023-02-22 18:20:00

「籠と花とあんこのおやつ」石井美百さんのこと

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籠編みワークショップ開催でもおなじみ、神戸市垂水区の竹細工職人 石井美百さん 。

以前からリクエストして制作をお願いしていた新作の「青竹の弁当箱」がいよいよ2/25(土)に百職に入荷し、お披露目となります。
(写真はプロトタイプで実際のものとは異なります)

石井さんが神戸市内で自ら採った、真竹の青いのを使って拵えた弁当箱。
真竹といっても、白く晒した白竹とは異なる雰囲気の「青竹」。
「白竹は優雅な編み方も似合う。対して青竹は爽やかですっきりした雰囲気。それを活かすような編み方が似合うはず」
と、石井さんが弁当箱に選んだ編み模様はもっともオーソドックスなもののひとつ「網代編み」。

真竹のひごが持つ直線的なシルエット。
青さを残した竹のナチュラルで清々しい雰囲気。
長く愛されてきたトラッドな網代編みに仕立てることで、大人も子どもも男女問わず長く使い続けられる質の良さが引き立ちます。
青から濃いベージュ色へ、徐々に変化していく姿も美しくて目を楽しませてくれます。
汚れた時は水洗いし、その後はしっかり乾かせばカビが発生することはほとんどありません。

当初は、知人の方などにお願いされた時だけに少しずつ作ってきたのが、このお弁当箱というアイテム。
作り続けて手が覚えていくことで、納得いくものを少しずつ作れるようになりたいと考えていたそうです。
今回ようやくお披露目してくれる新作「お弁当箱」です。
ぜひこの機会にご来店頂き、お手に取ってください◎

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