日誌

2023-02-22 18:31:00

「籠と花とあんこのおやつ」Flower Workさんのこと

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〈Flower Work〉の名前でフリーのフローリストとして活躍されている本多奈都子さん。
今回は青竹の籠との組み合わせをイメージし、本多さんがセレクトしてくれた春の球根花、そして独特の造形センスで手掛けている舟を思わせる造形の「舟形リース」も届けてくれます。

春の球根花と言えば、のムスカリ、ヒヤシンス。
ちょっと珍しいところで、マイクロな原種チューリップのチャーミングな球根花。
これらをセットにして、クリアバッグに詰め合わせてくださる予定。
色合いや種類で、いろいろ選べるラインナップですのでお気軽にどうぞ◎

もうひとつ。
舟形リースは私にとって懐かしくもあり、思い入れあるリース。
奈都子さんの作ったこのリースを、手にしたのはもう数年前。
気心の知れた3人のフローリストたちによる、京都のとある期間限定のイベント。

季節の春の恵みを詰め込んで、枝物の自然な動きなどをできる限り生かした、造形的なフォルムの美しさが目を引くユニークで独特な世界観のリース。
そして一番心惹かれたのは、春の季節ならではの「球根」がリースに仕込んで仕立ててあったこと。
春がそのまま詰め込まれていて、今まで見たことのない、なんてスペシャルでアーティスティックなんだろうとハッとしました。

奈都子さんの選ぶ花材、作り出すアレンジや花束は、ラフで自由でかっこよく、いつもハンサムな表情。
さり気なく花器に入れても様になる。
肩ひじ張らない、いい意味での抜け感、エフォートレスな空気感がいつも気持ち良くて、私は大好き。

この球根を入れ込む仕様が、本多さん自身もとても気に入っているそうでこう話していました。
「舟形のかたち自体はほかの季節にも作れるけど、球根がある今だからこそ舟形リースは今の季節に作るのが一番好き」

リースのほうもぜひぜひ見にいらしてくださいね。


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