日誌
小野陽介陶展4日目、出展作品紹介/オーバル皿
《小野陽介陶展開催中 12/17(土)-25(日)》
会期後半の展覧会4日目も無事に終わりました。
天候がすぐれない中、お越しくださり本当にありがとうございました。
あっという間に会期は残り3日となりましたが、いいうつわがまだたくさんあります。
小野さんのオーバルはやや細長いプロポーション。
ごちそう感も手軽に盛り上げてくれます。
盛り付けのバランスが整えやすく、前菜からメインの一品まで、どこで使っても見映えします。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
‐最終日12/25(月)のみ16:30で終了
小野陽介陶展、残り4日です 出展作品紹介/麺鉢
《小野陽介陶展開催中 12/17(土)-25(日)》
小野陽介さんの麺鉢。
今回の展示で並んでいるのは新作の釉の緑釉のものと、定番の白釉
小野さんの緑釉は渋い印象だけではなく、ナチュラルな透明感を持
すっきりしたラインの、シンプルなフォルムをした麺鉢なので、和
今年こそ年越しそばの器を新調したいという方はぜひ手に取ってみ
展覧会、本日より会期後半です。
今日を入れると残りあと4日。
後半に入るとますます日が経つのを早く感じます。
たくさんの作品とともに、温かくしてお待ちしています。
皆さん楽しみにいらしてください。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
※最終日12/25(月)のみ16:30で終了
小野陽介陶展3日目終了、出展作品紹介/白釉ポットやカップ類
《小野陽介陶展開催中 12/17(土)‐25(日)》
本日3日目もありがとうございました。
お久しぶりのこの方・あの方も訪ねてきてくださり、話に花咲く年の瀬感漂った一日。
小野さんの作品についてもあれこれ語りたくなるけど、語りすぎるのもしたくないし、でも結局あれこれ喋って説明してしまってうるさくなかったかちょっと反省。
これで会期前半が終了。
明日と明後日は休廊。
12/22(木)から会期後半スタートします。
ぐんと一気に寒くなり、ポットや飲み物のカップを思い浮かべて、運んで来てくださる方もまた少し増えてきた感じです。
白釉のポットについて昨日も少し触れましたが、早速内部の釉調の写真を撮りました。
きれいに施釉されていて流れる様子もきれいですし、釉だまりまであって、ふだんは見えないのが惜しいくらい。
外見をじっくり見比べる方はたくさんいますが、内側の釉調まで見てどれがいいかを決める方(茶こしを見る方はいる)はあんまりいません。
人間と同じでポットだって、見えない内側も良かったら、自分ならもっともっと愛着湧いてしまいます。
そして人間と違って、蓋を開けてみれば、誰でも簡単に内側がどうなっているか見ることができますしね。
今回のポットたちは、以前にも増して胴部が大きくまんまるに近いくらいに作られています。
持ち手も丸い輪っか状で、まるで丸の集合体。
このポットといい、花器といい、なんともフォトジェニックな作品に深化していっています。
オブジェ化がますます進んでいるような気もしますが、同時に水切れはとても優秀。
蓋の嵌め込み部分は深く嵌る造りで、斜めに傾けても簡単には外れない蓋になっていて、実用性も高いところが見逃せません。
容量は八分目程度で、およそ550~600ml程度でした。
古くから実用陶器の産地として知られる益子で作陶されていただけあって、このサイズ感のポットにしては価格帯が(8,000円+税)とってもとってもリーズナブルで良心的。
小野さんの作られるアイテムの中でも一、二を争うくらいの高い満足度があります。
今回は飲み物のカップ類も充実。
マグカップを除いてもこれだけあります。
細長いのが筒杯。
蕎麦猪口、隣は丸くみ出し。
ぽってりしていてちょっと大きめなのが丸カップです。
どれをどう組み合わせるのかを考えるのもお茶の支度の楽しみですね。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
‐初日11:00-13:00までは予約制にて受付
‐初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 黒釉7寸平鉢
今日は色のあるうつわを紹介していて、数は少ないですが黒もあります。
シンプルな形に、定番の色合い。
はっきりと強い個性があるわけでないので、なかなか良さを伝えるのが難しいのですが、言葉だけがすべてではないのでできれば実際に見てほしい作品の一つです。
金属系の釉薬は、もう少しギラギラしているものもあって、それはそれでかっこいいですが、日々飽きずに使うならこの落ち着いた感じがすごくいいと思うのです。
黒の中からごくごくほのかなきらめきが感じられて、控えめな品の良さと大人っぽさががあります。
ほかのうつわとのコーディネートのしやすさもあるのは大事なポイントかなと。
でも案外ハレの日に使う黒い器も凛としていて改まった感じにもなって、私は好きです。
年末年始にもこの7寸サイズはかなり活躍度してくれそう。
黒い器はほかの作家さんのものでもたくさんあるので、そこでしっかりとした持ち味や個性を出していくのは難しい。
それでも黒釉はこれからもどんどん研究を重ねていきたい釉薬だそうです。
定番は、使うほうの私たちだけではなく、やっぱり作る人にもそれだけの魅力があるということなんだなと改めて感じました。
決して派手ではないですが、使い続けるごとにその良さを実感できる器だと思います。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 るり釉ドラ鉢
色の美しさのほかにも、もうひとつ小野さんのつくる器の魅力と言えば、シンプルで家庭的な使いやすさのある形だと思っています。
これもるり釉の深い瑠璃色、紺色、青、緑などに夢中になりながら撮影していましたが、自然と「ロールキャベツを盛りつけよう」と浮かんできました。
ある程度の深さもあるから煮込み料理にもいいですし、スープ類やサラダにも。
使うのにすごくイメージしやすい形だから、献立に困っても器を見ていたら作りたいものが浮かんできそう。
リムが張り出し返りがある形なので、縁を指でつかんで手に取りやすい。
機能性もあって、使う人にすごく優しい器やなと思います。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み