日誌
小野陽介出展作品紹介 赤灰釉高台鉢
やや小さめの高台の足に、張り出した鉢の部分に力強さ。
小野さんが好んでよく作る形。
アンバランスにも思えますが独特の魅力と迫力があって、荷ほどきして「これはかっこいい」と何度も眺めてしまいました。
オブジェとして飾るのも良さそうだし、新年には鏡餅を据えても。
あと何か年末年始は植物を生けたくなることも多いので、花台にするのもいいかも。
白やブルーなどが多い小野さんの器の中では、目を引く赤灰釉のうつわ。
力強い釉調と赤みを帯びた色。
よく見ると光沢を帯びています。
子供のころ、遊んでいて土の粒がきらきらしているのに初めて気が付いて、すごく不思議に感じたことをふと思い出しました。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 緑釉碗
白釉のものが多いですが、色のあるうつわも作っていらっしゃいます。
小野さんの緑釉。
その中には虹のように様々な色がたくさん表れていて、色の世界の奥深さに見入ってしまい、緑釉というよりも玉虫釉と言ってもいいかも。
遠目から見ると渋いだけの感じに見えてしまいそうですが、手に取って必ず陽射しにかざして眺めてみてください。
木々や苔むした大地や、湧き出る泉から流れ出す水が頭に浮かびました。
難しいことを考えなくても、きれいだなと自然に手にしたくなります。
サイズは少しゆったりめの大きさの碗。
ふわっとご飯を盛りたいお茶漬けなどにも使いたいし、もっと自由にフルーツなどを盛り付けるボウルとしても使ってみるのもいいんじゃないかと。
深く透明感のある色を持った碗は、食材の瑞々しさを引き立ててくれそうです。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 キャットボウル
キャットボウルも、小野さんの奥様のご実家の猫さんに作ってあげた話を聞き、展覧会用に作品化してほしいとお願いしました。
全体を白釉で施釉していますからお手入れがしやすく、フードにもお水にもいけます。
今回は径は14~15センチ、高さは7センチ前後と、やや低めの造りのボウルなので、まだ小さい子猫やマンチカンなど体の高さが低めの猫ちゃんにはぴったりです。
(猫ちゃんの個体によっては体高が高い猫ちゃんの場合は、もう少し高さが必要かもしれません)
しっかりとした安定感のある作りなので、倒れにくく、安心してお使い頂けます。
皿部分は浅めなので、猫ちゃんが食べやすく必要以上に顔をつっこまなくてもいいくらいに設定されています。
キャットボウルとしてお出ししていますが、もちろん人間用の食器としても高台皿としてもお使い頂けるのでそちらの用途で気になる方もぜひお手に取ってみてくださいね。
自宅では5匹の猫たちとともに暮らしている小野さん。
猫たちがより使いやすいものを求めて、これからも工夫を重ねて制作していって頂けそうでとっても楽しみです。
モデルは小野家の5匹の愛猫たちの内のぶちとちろ。
お写真は小野陽介さんに撮影して頂きました。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 白釉片口平小鉢
口がついていると「欠けてしまうかも」と思われそうですが、それと同じくらい口があることでうつわ全体のフォルムの大事なワンポイント、アクセントになっています。
片口に惹かれてしまう人、私もその一人です。
和食ならばおいしいおだしをかけるような料理がありますが、最後に残ったおだしをごはんに掛け回すこともできたりします。
浅めではありますがドレッシング、ソースをかけるような汁気のあるお料理にも使えます。
シンプルなうつわを好む場合、食卓が絵的に少し単調になってしまう時もあると思うのですが、そういう時、こんな片口という形のうつわは、色を添えてくれるような存在で自分的にはありがたいうつわだなと感じます。
片口型の平小鉢は伝統的な和食器の形でもありますが、小野さんのモダンでニュートラルな色合いや釉調、質感の個性が相まって、新鮮な存在感のうつわに仕上がっています。
丸くてちょこんと口のついた形はまあるい葉っぱや花びらの一片のようでもあり美しい趣です。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み
小野陽介出展作品紹介 スープカップ
実は今回小野さんには、本展に合わせたスペシャルなうつわを作ってほしくて幾つかお願いしました。
こちらのスープカップもそのひとつ。
カップの部分の丸み。
デザインされた持ち手の、削りによるシルエットと陰影のディテールも目を引きます。
どこか優美な雰囲気も漂わせていて、遊園地の乗り物でくるくる回る「ティーカップ」をふと思い出しました。
たっぷりしたサイズ感です。
軽めの量のポタージュカップというより、シチューや具沢山のカップとしてぴったりです。
スープカップと名前をつけているとそれ以外の料理の時には出番がないように思ってしまいがちですが、ほかのお料理の時にも自由にどんどんお使い頂けたほうが嬉しいです。
サラダ盛り付けたり、シリアルボウルとしても使いやすそう。
小野陽介 陶展 Polaris
2022/12/17(土)-25(日)
11:00-17:00
※12月展は営業時間を11:00-17:00に変更します
-初日11:00-13:00までは予約制にて受付(ご予約はHPの「小野陽介陶展/初日予約」からお進みください)
-初日後半の時間帯、二日目以降は予約不要でご来店頂けます
最終日12/25(月)のみ16:30で終了
展示期間中は12/20(火)、21(水)が休み