渡邊文矢 木彫展「つながり/循環 ─ただ在るように」

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渡邊文矢 木彫展「つながり/循環 ─ただ在るように」

2026年2月14日(土)‐23日(月・祝)
12:00‐17:00
休廊日 17日(火)、18日(水)、21日(土)
作家在廊日 14日(土)予定

- 最終日の23日(月・祝)のみ16:30終了
- 初日2/14の12:00-15:00までのご入店は事前お申込の上、抽選に当たった方のみといたします(お申込受付は2/2にて終了しました)
- それ以降は事前予約制ではありませんが混雑が起きた際には【時間交代制】に切り替えてご案内させて頂きますのでご了承ください
- お支払いは現金のほか各種クレジットカードをご利用いただけます
- 全作品は作家による一点ものとなりますため多くの方にお手に取って頂けるよう点数制限を設ける場合もございますことあらかじめご了承ください

*会期後のオンライン展覧会につきましては未定です
開催の折にはこちらからアナウンスを行いますので恐れ入りますが事前のお問合せはお控えください

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今回の個展に先立ち、渡邊文矢さんに、つながりや循環と聞いて何を思い浮かべますかとお聞きするとこんなふうにお返事をくださいました。

「繋がりで思い浮かべるのは、家族や一緒に暮らしている動物たちが浮かびました。循環は繋がりのある人たちと一緒にいることで、自分の心が循環していくということかなと思います。無理に誰かと交流する必要があるとという意味ではなく、ただ少し誰かと話すだけでも、自分の中で淀んでいた思いや考えが流れに変わり、たとえ同じ意見であっても自分に返ってきた時には違うものになるのかなと思います。それは言葉に限らずに起こるもの。そんなことを連想します。
実は今回のテーマを自分でも考えていて、

「ただ在るように」

というテーマでやらせてもらえないかと思っていました。
この言葉は僕が作品を作り始めた頃から何となくいつも浮かんでいた言葉であり、作品を作る上でも重要なものでした。この言葉は、繋がりと循環とは矛盾するかな?と最初は思ったのですが、そうではなく人や動物との繋がりが心の循環が起こされ、だから自分の心はただ在るようにいられる。そんな気がします」

木彫作家の渡邊文矢さんとは、過去からのつながりが循環し、今ここにたどり着いた感があります。
私が東京から京都に移り住み、縁あってお手伝いすることになった伝統工芸を扱う小さな店で木彫刻の実演をしていたのが渡邊さんでした。
しばらくして渡邊さんは、富山県の井波彫刻の学校へ通うことが決まり、京都を離れます。
ただ、縁が切れることはなく、ふとした機会に連絡が届いたり、こちらからも便りを送ったり。
なにかの用事と合わせ、ふらりと店に遊びに来てくれることも。
つかず離れず淡く。
井波彫刻の工房から独立後、渡邊さんは木を素材とした彫刻家の道を歩み、いつの間にか日本はもとより海外で多く展覧会を開催するように。
渡邊さんが昔京都から離れる際にもらった彫刻の猫を、手元に置いて長らく飾っています。
そして今、現在進行形の彼の作り上げたものを目の前にすると、作品の周囲に漂う風はまったく違うように見える時もあれば変わらぬ面影の存在も感じたりと、めぐりめぐる時の移ろい、変わっていくもの、変わらないものを同時に囁いているように思えてくるのです。


渡邊 文矢(わたなべ ふみや)略歴
現在、岐阜県在住
1985 東京都町田市生まれ 神奈川・岩手にて小中高を過ごす
2005 京都伝統工芸大学校  木彫刻科 卒業
2007 井波彫刻伝統工芸師 井口琇月氏に師事 職人仕事の合間に自分の作品を作り始める
2011 年期明け 独立
2020 Vima House維摩舎|中島GLAb(台湾) 個展
2022 san galerie|中島GLAb(台湾)  個展
2023 小器藝廊+g (台湾) 個展、ギャラリー上がり屋敷(東京) 個展、cut&paste select shop|中島GLAb(台湾) 個展
2024 Hase (名古屋) 個展、msb gallery (東京)  個展
2025 Ippuku林森40|中島GLAb(台湾)個展「HOME」、Galerie Satellite|ギャラリー上がり屋敷(パリ) 個展

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