展覧会・告知
〈手加工で磨く、光る〉 ガラス研磨ワークショップのご案内

◯日時
2025年7月5日(土)
①12:00~13:00 →満席
②14:30~15:30 →満席
*各回4名様ずつで行います
◯︎場所
テノナル工藝百職
◯︎対象
中学生以上
*保護者同伴であれば小学校高学年のお子様でもご参加可
◯︎料金
3,850円(税込)
◯︎持ち物や服装など
エプロン持参か、汚れてもよい服装でお越しください
必要な方はメガネもしくは老眼鏡
根気強さ
[お申し込み方法]
受付は【6/22(日)21時から】開始です
どうぞ最後までお読みいただきお申し込み願います
◯︎お申込み先
tenonaru100info@gmail.com
◯︎お申込みメール記載内容
件名「ガラス手磨きワークショップ参加希望」
本文に
①お名前
②お電話番号
③ご住所
④メールアドレス
⑤ご希望回(第一希望、第二希望、どの回でも可などご明記くださると助かります)
tenonaru100info@gmail.comからのメールを受信可能な状態にご設定願います
・先着順で定員に達し次第受付終了となります
・該当者様へのみ2日以内にこちらからご返信いたします
・ご予約成立後のキャンセルはご遠慮ください
・但し体調の優れない方はくれぐれもご無理されませんようお願い申し上げます
・そのほかの理由でやむを得ずご参加できなくなった場合はご予約確認メールにキャンセルポリシーを明記しますのでご確認ください
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長い間念願だった初企画のお知らせです。
ガラス造形の森谷和輝さんの個展に先駆け「手加工によるガラス研磨」のワークショップを、作家の森谷さんご本人に教わりながら行います。
素材は、このために特別に焼成してくださる厚みのある小さな楕円形のガラス。
下準備の研磨までおこなったものをご用意します。
そのガラスをご自身の手でサンドペーパーを使って磨く、仕上げ研磨工程を体験して頂きます。
何種類かのペーパーを使いながら少しずつ丁寧に磨き上げ、きらきら光るなめらかな手触りを目指します。
ある程度の力を入れながら研磨することで、光沢を出したり細かい傷を消してなめらかな手触りが現れ、実用の上でも表現上においてもガラスにとって重要な工程です。
森谷さんとの付き合いが始まってからのこの15、6年ほどの間、ガラスにまつわるワークショップを店頭で開催するのはほぼ不可能だろうと半ば諦めていました。
なぜならガラス工芸のワークショップでおなじみの吹きガラスやとんぼ玉作りはその場にガラスを溶かす溶解炉やバーナーなどを持って来ることでもしない限り、実現できない内容がほとんど。
火を使わない体験やワークショップ内容について、これまで森谷さんとの間で話を重ねたこともありましたが、結局良いアイディアが生まれることはありませんでした。
それが今年の展覧会の打合せの際。
最近取り組んでいるという森谷さんの手磨きガラスの作品について話が及ぶと、ふと彼から思いがけない言葉が。
「ちょっと思いついたことなんで聞き流してもらってもいいんですけど…この手磨き工程をお客様にやってみて頂くのはどうかなというのを思いついたんですけど…どう思います?」
嬉しい不意打ちに、目が丸くなるどころか飛び出そうになっていたかも。
どう思うも何も、間違いなく素晴らしい。
一切の迷いなくぜひやりましょう、の一択でした。
森谷さんと手磨きのガラス。
今まで器械仕上げにしていた研磨を、ここ数年は一部の作品には手磨きを取り入れていらっしゃいます。
手磨きにすることで、質感や輝き方に独特の表現や柔らかさが生まれている印象です。
彼のつくり出すガラスの世界の一端に触れる、手磨きの工程。
それを作家とともに体験して頂きます。
知っているようで知らなかったガラスのこと。
終わった時には、きらきら光る小さなガラスと特別で新鮮な感覚もお持ち帰り頂けますように。
皆さまのご参加を心よりお待ちしております。