読み物

ととのえる その空気、風景、姿勢 ④

作家紹介 橋本晶子さんへの一問一答

作家紹介 橋本晶子さんへの一問一答

橋本晶子さんとはどんな作り手でいらっしゃるのか。
ご紹介のため過去のインタビューも併せてご覧頂けるようにしました。
ぜひこの機会にご覧ください。

s3a74e4b5315d2bdbcc54290c88ac7e64_R.JPG

「『今と昔を編んで未来を結ぶ』 橋本晶子さんインタビューエッセイ」
https://tenonaru100.net/photo/album/1168551

────────────

s-DSCF7074.jpg

橋本晶子さんへの一問一答 /ととのえる、そのほ
通奏低音のように。
それは物事の底流に在るもので、気付かぬうちに知らぬ間に、もの全体に影響を与える。「もの自体」だけではなく、根源となるその作家自身の存在は欠かせない。それだけに作品のみならず出展作家さんのことを少しでも知って頂きたいという思いがいつもあります。
簡潔な一問一答ですが作家さん自身からの誠実な言葉と考えをお読み頂きながら、作品を紐解く手助けや愛着を深めていく入り口になれば幸いです。
今回は展覧会テーマにちなんだ「ととのえる」から連想されることへのご質問を中心にお聞きしてみました。


質問1
はじめましての方に向けての、経歴とは違う自己紹介をお願いします

───かごはもちろんですが、猫と民具、甘い物が好きな東北人です。
たまたま友人の誘いにより、竹細工をはじめましたが、この道に入り今年で17年目になります。


質問2
子供時代はどのようなお子さんで、どんなことに興味をお持ちだったか、思い出などをお聞かせください

───沿岸生まれの沿岸育ちです。水泳をずっと習っていたので、身体を動かすことが大好きな子供時代でした。

s-DSCF7061.jpg

質問3
今まで訪ねた中で、最も印象に残っている場所はどこですか。その時の思い出もよかったら少し教えてください

───青森の八甲田山と福井の永平寺。冬の八甲田山で車が雪にはまり、たくさんの方に助けていただきました。福井の永平寺は、百職さんの展示の後に訪れたのですが展示が無事に終わってホッとしたこともあり、心が洗われるような気持ちになりました。


質問4
工房やご自宅などのDIYや整理整頓は好き(或いは得意)ですか?また、制作作業に入るためにある程度は場を整える必要もあるかと思いますが、気を付けていること、大事にしていることはなんですか?

───DIYは好きですが、あまり得意ではありません…。温暖化により、年々竹に虫がつくようになったので常に作業場の整理整頓を心掛けるようにしています。

s-DSCF7046.jpg

質問5
感情が乱れた時、落ち込んだ時の「心の整え方」は?

───感情が乱れた時は、お香をたく。落ち込んだ時は、とことん落ち込んでから美味しい物を食べて、なるべく早く忘れます。


質問6
ものづくりを新たに志したい方に向けて、これは大切だよということを一つ挙げるとすればなんでしょう?

───道を切り開いてくれた先人への敬意。

s-DSCF7087.jpg

質問7
これまで皆さんは一定期間、継続して今のお仕事をされてきたと思います。自分の力でものごとと向きあい続ける中でご自身が学ばれた一番大きなものはなんでしょうか?

───自分自身を信じること。私もついつい忘れがちで、不安にかられることが多いです。


質問8
これから迎える春の季節で一番好きな食べ物と、もしそれについて思うことがあったら教えてください

───山菜、特にタラの芽の天ぷら。長く寒い冬が明けたことを実感します。

s-DSCF7053.jpg
s-DSCF7057.jpg

橋本 晶子【はしもと あきこ】略歴

宮城県生まれ
2007年 岩手県二戸郡一戸町で柴田恵氏に師事
2014年「工房からの風」に出展
2015年 日本民藝館展 入選

1