手しごとの器･道具
テ ノ ナ ル 工 藝 百 職

2014年からお付き合いを始めて以来、コンスタントに百職の展覧会に出展して頂いている橋本晶子さん。
出会った当初から伝統的なすず竹細工のほかに、現代的なアイディアを投影した他に類を見ない新たな竹細工を次々と発表しています。
すず竹細工のつくり手のコミュニティは、橋本さんよりも遥か歳上の70代、80代（中には90代の方もいるとか）の先輩方ばかり。
最年少といってもいい橋本さんは、笊や弁当箱などその道ひと筋の名人のもとへ通い、それぞれの品物の作り方を教わる活動もしています。
礼儀を払い学ぶ姿勢を持ち、教わった〈基礎〉の土台を丁寧に固めることで、その上に〈応用〉〈発展〉として現代的な視点からのコーヒードリッパーやミニ針山、引き出し、木枠の蕎麦笊などの制作を築くことが出来るのでしょう。
今回の展示でも「高台付きの蕎麦笊」という、高台皿をヒントにしたものを作ってくださいました。
すず竹細工にはなかった形のこの笊は、彼女の制作の芯ともいうべきものが詰まった作品になったと思います。
彼女が取り組み大切にしている「鳥越竹細工」の話や取り巻く状況、制作で大切にしているものや考えを通して浮かんでくる橋本作品の深層を知るべく、お話を伺いました。
















harmonia　飯島たま×小川麻美×橋本晶子 展
2023/3/25(土)-4/2(日)
12:00-17:30
会期中休 3/28(火)、29(水)
最終日4/2(日)のみ16:30終了
‐ 初日3/25(土)の12:00の部と13:00の部のみ事前予約制
(初日14:00以降及び二日目以降はは予約不要で入店可)

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