読み物

冬の家 ①

introduction

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長いような夏が過ぎ、秋は短くてあっという間。

そしてまた季節は長い冬へ。
冬の家にあるもの。それは、もしかすると〈ちょっと必要不可欠からはみ出しているものたち〉も紛れ込んでいるかもしれない。

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冬は案外長い。
その時間をどう過ごそうか、ゆっくりと冬支度をしていく。

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冬のおいしいものを味わうために選ぶうつわ。

決して必需品ではないけど長い季節を過ごす上でそばに置いておきたいもの。
機能的かどうかはわからないけれど、眺めているとと幸せな気持ちになるもの。
必要不可欠から、ちょっとだけはみ出しているものたち。

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でもそれも結局、人によって〈必要不可欠〉なものと変換される。
展覧会「冬の家」は、冬の家という言葉からイマジネーションを膨らませて作られた、大切したい品々が並ぶ、ほっとできる数日間にしたいと思っています。

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